ビットコイン最新の見通し(7.24)

レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説(詳しく)

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BIP91発動後に懸念されたブロックのオーファンや再編成は今のところ観測されいない。すべてのマイナーがSegwitのブロックを採掘しており、図のように100%である。

入出金を止めていた取引所も再開しているところが有るようだ。

さて、今後のSegiwitのアクティベートの仕組みとスケジュールについて、あらためておさらいしておこう。

Segwitであるが、直近2016ブロックを集計期間とし、そのうち95%のブロックがSegwit対応ブロックであることが確認されると「ロックイン」がされる。ロックインとは、Segwitの導入が確定することであり、法律で言うと「成立」ということになる。「施行」はそのあと2016ブロックを挟み、アクティベートとなる。アクティベートされると、Segwit形式の取引が実際にビットコイン上で利用できるようになる。

2016ブロックというのは、ビットコインの場合1ブロックが10分に相当するので、10*2016で、約2週間である。

さて、2016ブロックの集計期間であるが、いますぐ集計されるわけではなく、特定の期間がきまっている。次は、ブロック#477792から2016ブロックで集計される。

ビットコインに少々詳しい人なら、マイニングの難易度調整は二週間おきに行われるというのを聞きかじったことがあるかもしれないが、これと同じ集計期間となっている。

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上記の図を参照してほしい。

次のSegwitの集計期間は、ブロック#477792からスタートする。(日本時間 7月26日の14時頃)

ロックインの時刻だが、現在100%のブロックがSegwit対応であることを考えると、最速95%まで掘り進めたところでロックインが確定する。予想は、ブロック#479707で、8月8日の朝7時ごろと予想されている。(この日は盛大にお祝いして良い)

アクティベートは、8月22日ごろと予想されている。

1ブロックは平均10分で採掘されるが、ばらつきがあるうえに、マイニングが進むと10分より短くなるため、全体的に前倒しされる傾向にある。最新の予想時刻は、xbt.euのページを参照されたし。

 

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