アルトコイン・マーケットビュー「GOX事件があったときのトレード戦略」

ビットコイン研究所(有料版)のほうでは、今月も、ヨーロピアンさんのアルトコインマーケットビューを配信します。

今回は、GOX事件があったときのトレード戦略ということで、このような大きく投資家心理が動くときのイベント・ドリブンのトレード手法について振り返りとアドバイスがされています。

「市場参加者が多く出来高も高い、そしてボラティリティがあり、相場が一方的に動くことが多く、おまけにミスプライスまで多発するという垂涎の状況」

で、うまくリスクをヘッジして、利益まで得られるかどうか。

実際に今回のGOX事件の発生前後のイベントを丁寧にひろって、どのような判断ポイントから、どのようにトレードすべきか、ヨーロピアンさんの実際のトレード事例と合わせて非常に参考になります。

NEMの入出金が停止した時点で、経験者ならGOXの予兆を読み取れたと思うのですが、市場参加者は読み違えて短期買いに走ってしまったんですね。面白いですね。

また、今月の草コインのコーナーは、タグづけのコインですか。興味深い。

有料版へのご入会はこちらから
https://lounge.dmm.com/detail/774/

コンセンサスアルゴリズムは、優劣じゃなくて、仕様です。

コンセンサスアルゴリズムについては、POW、POS、POW+POS、POI、など、それぞれの陣営ですさまじいポジショントークンでお互いの優位性を争っています。

血肉の争いになっているとおもいます。

Tendermint、PBFTなどプライベート用のものを入れたらそれこそいろいろありまして、で、どれが優れているのかという優劣をきめようじゃないかという話でバトルが繰り広げられています。

私は、優劣じゃないとおもっています。

おい、何言ってんだいままでPowのポジトークしかしなかった奴がなにいってんだよと言われそうですが、ちょっとまってください。 続きを読む コンセンサスアルゴリズムは、優劣じゃなくて、仕様です。

ライトニングノードの簡単な立て方

ライトニングノードを簡単な立て方を書きます。

有料版のほうでは使い方ふくめ詳しいレポートを書いたのですが、ここでは簡単な立て方を紹介します。

基本的に、このブログの翻訳です。レポジトリなどこちらのブログの作者のものをそのまま紹介します。

ライトニングはいろんな実装がありますが、bitcoindと親和性の高い、c-lightningを使うことにします。

まず、bitcoindをインストールしてない人は前段階として、bitcoindを入れて、ブロックをすべて同期するひつようがあります。(およそ容量180GBで、12時間ほど要します)

blog作者のDockerをつかった簡単な方法を転載します

blog作者レポジトリに接続

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# git clone https://github.com/dougvk/lightning-node.git

bitcoindのDockerイメージをbuild

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# cd lightning-node
root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~/lightning-node# docker build . -t dougvk/bitcoind

bitcoindイメージを走らせる

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# mkdir -p /scratch/bitcoin/mainnet/bitcoind
root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# docker run --name bitcoind_mainnet -d -v /scratch/bitcoin/mainnet/bitcoind:/data -p 8333:8333 -p 9735:9735 dougvk/bitcoind:latest

こちらのコマンドで同期の状況を確認

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# docker logs bitcoind_mainnet --tail "10"

ネットワークの設定として、ポートは、8333(bitcoin)と9735(lihgtningd)を開けておいてください

bitcoin-cliのショートカットを作ります。
getinfoとやって、うまく情報がでればうごいてます。

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# cat /usr/local/bin/bitcoin-cli
#!/usr/bin/env bash
docker run --rm --network container:bitcoind_mainnet -v /scratch/bitcoin/mainnet/bitcoind:/data dougvk/bitcoind:latest bitcoin-cli "$@"

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# chmod +x /usr/local/bin/bitcoin-cli

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# bitcoin-cli getinfo
{
"deprecation-warning": "WARNING: getinfo is deprecated and will be fully removed in 0.16. Projects should transition to using getblockchaininfo, getnetworkinfo, and getwalletinfo before upgrading to 0.16",
"version": 150100,
"protocolversion": 70015,
"walletversion": 139900,
"balance": 0.00038800,
"blocks": 505216,
"timeoffset": -1,
"connections": 15,
"proxy": "",
"difficulty": 2227847638503.628,
"testnet": false,
"keypoololdest": 1516416352,
"keypoolsize": 1999,
"paytxfee": 0.00050000,
"relayfee": 0.00500000,
"errors": ""
}

さてブロックの同期には12時間はかかるので、寝ましょう。

以上は、Bitcoindのセットアップです。もしすでにBitcoindを走らせているノードをお持ちでしたら、下記のLigtnigdのセットアップからやってください。
ブロックが同期し終わったら、Lightnindをセットアップします。

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# mkdir -p /scratch/bitcoin/mainnet/clightning
root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# docker run --rm --name lightning --network container:bitcoind_mainnet -v /scratch/bitcoin/mainnet/bitcoind:/root/.bitcoin -v /scratch/bitcoin/mainnet/clightning:/root/.lightning --entrypoint /usr/bin/lightningd cdecker/lightningd:master --network=bitcoin --log-level=debug

ログがでるかどうか確認

...
lightningd(1): Hello world from 03e71ed1bbedcf41d97e06ef3dfe4cdf79e871e9a3c809ab32b78e71dea45bf78c aka SLICKERGOPHER #03e71e (version v0.5.2-2016-11-21-1414-g5eceaa7)!
...
lightningd(1): Adding block 00000000000000000055234efac33e0ea30cc8e84ded7997f9e434534fd6f1bb
lightningd(1): Adding block 0000000000000000006fcfbab65ccb4634a800c5b12913b8379e6704b42db663
lightningd(1): Adding block 0000000000000000003f350dcff4fa5b1df61355cd80e9b06be55654d6384518

Lightning-cliのショートカットを作成します

#!/usr/bin/env bash
docker run --rm -v /scratch/bitcoin/mainnet/clightning:/root/.lightning --entrypoint /usr/bin/lightning-cli cdecker/lightningd:master "$@"

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# chmod +x /usr/local/bin/lightning-cli

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# lightning-cli getinfo
{ "id" : "03e71ed1bbedcf41d97e06ef3dfe4cdf79e871e9a3c809ab32b78e71dea45bf78c", "port" : 9735, "address" :
	[  ], "version" : "v0.5.2-2016-11-21-1414-g5eceaa7", "blockheight" : 505236 }

これも、lightning-cli getinfoとやって、ノードの情報が表示されればOk

以下から、ライトニングの操作です。

ライトニングのウォレットのアドレスを作成。

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# lightning-cli newaddr
{ "address" : "3Dx1XCcBsTtUQmWW6KD8PfMx6fB9saejYM" }

上記にビットコインをいくらか入金してください。6 confirm 後に、ウォレットにあるかどうか確認できます

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# lightning-cli listfunds
{ "outputs" :
[
{ "txid" : "[HIDDEN]", "output" : 0, "value" : 300000 } ] }

他のノードに接続してみましょう。ノードは、https://lnmainnet.gaben.win/とかのライトニングのマップで調べるのがよいです。
よくわからければ、おすすめノードに接続してみてください。

blog作者のノードは、SLEEPYARKという名前で、

私のノードは、ln.inazuma.ccです。

Screenshot from 2018-01-30 22-08-45

以下、私のノードのpub idとIPを載せておきます。

ln.inazuma.cc:
pub key :
03dcd840ff15d19792e8a8d704bbbbafc629c22324f0d002d8f4cc87c8798f03ef
IP: 133.18.56.130

接続するには、connectとします。

%lightning-cli connect 03dcd840ff15d19792e8a8d704bbbbafc629c22324f0d002d8f4cc87c8798f03ef 133.18.56.130
{ "id" : "03dcd840ff15d19792e8a8d704bbbbafc629c22324f0d002d8f4cc87c8798f03ef" }

で接続できます。ノードIDが帰ってきたらOK

(手数料は手動設定しなくても、問題ないですが)、デフォルト値があまりに低くすると、チャネルが閉じられないく成る可能性があるので、適時リーズナブルな値に設定すること。

root@docker-s-6vcpu-16gb-nyc3-01:~# bitcoin-cli settxfee 0.0005

次にチャネルにBTCをデポジットします。

%lightning-cli fundchannel 03dcd840ff15d19792e8a8d704bbbbafc629c22324f0d002d8f4cc87c8798f03ef 100000

指定する金額の単位は、Satoshiです。ここでは、10万サトシつまり、1000円くらいデポジットしてます。

手数料の状況ではコレだと足りないかもしれないので、適時増減してください。

ここで、チャネルが確立するまで、6 confirmまってください。

%lightning-cli  listnodes

で、チャネルの状況がモニターできますので、CHANNEL_NORMAL、CONNECTEDとなっていれば、チャネル確立完了

支払いの方法ですが、BOLT11のペイメントコードを取得してください。

ためしにブロックストリームストアかなにかなで何か買うのがいいかもです。
https://store.blockstream.com/

Screenshot from 2018-01-30 22-05-59
こういう奴です。

で、

%lightning-cli pay lnbc1712393610p1pdx8n8mpp5c72tc40vzyf9deqm5lzn76404heejady02l494ykke3vm3x44y8qdy2gfkx7cmtwd68yetpd5azqv339cunvgz42dzzqen0wgsyymr0vd4hxarjv4sk6gznv96x2mrvd96x2grnw35kx6m9wgs8sgp5ypskuepqf35kw6r5de5kueeqwd6xjcmtv4ezq7pqxvcqpggq86huylgdcd4st0d8thgdlw67tefjkhrnssyf8zk2s9cu37hdanwm6q96llg5zgjckwe7jamsmxnp4vy4q7vyulv57d9yg0wm7df0cpgwgu2m

とかやれば、支払いできます。

以上です。

有料サロンの方では、ブログ翻訳ではなく、c-lightningをソースからビルドする方法で、詳しくコマンドの使い方など含め書き起こして解説していますので、ご興味があれば、こちらからよろしくねがいします。

【レポート096】ライトニングネットワークスタートマニュアル(ノードの立て方、チャネルの貼り方、支払いまで)

 

私のライトニングネットワークのノード情報

私のライトニングネットワークのノード情報を貼っておきます。ライトニングなので、inazumaとしました。

ぜひ接続してみてください。メインネットの方は7万円程度デポジットしてあちこちにチャネルを貼ったので経由でいろいろ支払えると思います。

メインネット:
03dcd840ff15d19792e8a8d704bbbbafc629c22324f0d002d8f4cc87c8798f03ef
133.18.56.130:9735

テストネット:
02d36324c9509e35e03bc3a6df968dc3d71ac7f1422a36e0b6234901403f8086ea
150.95.143.9:9735

新規に自社のコインを発行して、これを債務と交換する(Debt Coin Swap)という手法について紹介する

新規に自社のコインを発行して、これを債務と交換する(Debt coin swap)という手法について紹介する。

取引所などがハッキング被害などを出した場合、手元の現金がなければ、破産に追い込まれる。しかしながら、破産はユーザーにとっても最も避けるべき事態であるため、Debit Coin Swapという手法で会社の存続を検討できる。

これは一昨年、当時最大の取引所であったらBitfinex社がビットコインを盗まれた時に採用された方法で、Bitfinexは事業を継続し、現在ではその債務もすべて返済された。

以下、その説明である。

(コインチェックは保有現金による補償をおこなうと発表したが、本件書き途中だったので、活かしてそのまま公開する) 続きを読む 新規に自社のコインを発行して、これを債務と交換する(Debt Coin Swap)という手法について紹介する

盗まれたNEMを追跡する手法についてーわかりやすく解説

盗まれたXEMを、追跡することができる仕組みというのが注目をあびています。

これについて、理解したところを、やさしく解説します。

新機能をつくったのではなく、すでにある機能を機転をきかせて応用してうまく利用した、という感じですね。

まず、NEMにおいては、イーサリアムのトークンのように、NEMのプラットフォーム上で独自のトークンを作るという機能があります。これをMosaicと呼んでいます。

ユーザーは勝手に好きなトークンを作って流通させることができます。そこで「盗難マーキングトークン」といったようなものを作るわけです。 続きを読む 盗まれたNEMを追跡する手法についてーわかりやすく解説

時価総額上位の仮想通貨格付けイメージ(2018.1.23)

米国の会社が仮想通貨の格付けを行うと発表しましたね。それに先駆けて、ツイッターでは個人的な格付けをするのも流行っているようなので、私も個人的に格付けしたらどうなるかなという感想をやってみます。

考慮する要素は、

  • プロトコル(ディストリビューション、セキュリティ、コンセンサス、ハッシュレート)
  • ユーザー(ネットワーク効果、コミュニティ、サードパーティ)
  • 技術開発(開発者の層、技術力)

なお、厳密に、どこに何点配点していてそうなのか、とかそういうところまで精緻なものではないので、あくまで私の総体的な評価だということでおねがいします。 続きを読む 時価総額上位の仮想通貨格付けイメージ(2018.1.23)