続報・ビットコイン内戦終了-カリフォルニア会議の5つの要点

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さて、夏休み前に入ってきた、ビットコインの内戦終了のニュースですが、具体的な内容の議事録が公開されました。議事録はえらく長くて読むのには心が折れてしまうと思うので、結論のみ簡潔に解説しますね。

結論からいいますと、ここ2年ほどずっと揉めていたブロックサイズやそれに伴うハードフォークをめぐっての対立が解消され、コミュニティにまとまりがうまれました。

上記写真のように、クラシック派とコア派含め、開発者、中国のマイナーも合意し、ビットコインの未来に対して前向きに協力していく起点になった会議で、意義あるものでした。

  • クラッシック陣営とコア派が和解

2Mハードフォーク派のブライアン・アームストロング氏(コインベースCEO)と、BTCCのサムソン・モウ氏が握手。敵対的なハードフォークは行わないということで、和解に至ったようです。これで、ビットコインの内戦は終了しました

  • イーサリアムの教訓を活かす

ビットコインにおいては、一つのビットコインを維持する協力関係を確認。将来のハードフォーク実施時については、イーサリアムの教訓を活かして、Replay Attackの防止や、ソフトフォークとの組み合わせで安全にハードフォークできる方法の考案など、フォークの仕方について、議論がされました

  • 香港合意の振り返り。Segwit採用の確約

香港合意では、7月末までにハードフォークのコードが提出されるはずでしたが、その7月を迎えてしまったことにより、期限切れになるまえに、中国マイナーと再度の話し合いがなされました。

ハードフォークが無ければSegwitを採用しないとしていたマイナーもいましたが、それは撤回。お互いに謝罪し、イーサリアムの教訓を活かして、ビットコインの価値を毀損しないよう協力が確認されました。

中国マイナーは、Segwitの採用を確約しました。Segwitは、これによりリリース後程なくして無事アクティベートされるでしょう。

  • 2017年にハードフォークを実施予定

コア開発者のLuke Jrより、ハードフォークの仕様の提案がありました。ただし、純粋に将来を見据えての技術的な拡張にとどめ、意見が割れるブロックサイズなどは含めない模様です。つまり、2Mハードフォークは見送られ、他の重要なアップデートのためにハードフォークが来年行われる予定です。

その提案内容ですが、ブロックのnonceの領域の拡張、Markle Treeのアルゴリズムの再設計、マージマイニングのネイティブサポート(サイドチェーンを同時マイニング)、Scnorr署名などのより高度な圧縮方法のサポート、などが含まれるとのこと。

今後、これらの提案をBIPとしてまとめ、コミュニティの合意を取っていくことで進められます(香港合意のような期限を切ってマイナーの圧力でのすすめるのではなく、コミュニティの総意のみを大事にする)

  • ガバナンスのためのプロフェッショナルな組織を設立

短期的には、サトシラウンドテーブルを改組するなどして、関係者が円滑な意見交換が出来る場を設けて行くとのこと。将来的には、インターネットのガバナンスをお手本に、プロフェッショナルな組織の設立を志向しています。

以上になります。

さらに詳しく知りたい方は、サロンのほうで、本テーマのレポート(13ページ)を出しておりますので、そちらをお読みいただけますと、理解が深まるものとおもいます。

それでは。

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