Segwit稼働までの道筋まとめーステップ、所要日数やトレードの節目など

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Segwitは、開発者のPeter Wuille からプルリクエストがでた。このあと、実際にSwgwitが稼働して、効果がでるまでにはどのような段階があるのか、期間はどのくらいか、トレードをする際の読み方はどこか、簡単にまとめた。

<1. Pull Request>

プルリクエストというのは開発者以外はよくわからない言葉だおともうのだが、簡単にいうと、

「Segwitの機能拡張のコードが一通り出来上がりましたので、問題がなければこれを、ビットコインのコアソフトウェアに取り込んでください。これがコード一式です」という形で示すというのがこれに当たる。

4/19日にプルリクエストが行われ、これを期にビットコイン価格が反応し始めた。(筆者は、プルリクエストがでた10分後に先物を仕込んだところ、大きな利益がでている)

<2. Code Review & Merge >

プルリクエストの段階では、最終的なレビューはまだすんでいない。すでにテストは十分やっているので大きなバグがあるということではないが、最終的に本体のソフトウェアに合体させるには、最終コードレビューを経なければいけない。

最終のコードレビューが終わり、全く問題ないとなると、本体のソフトウェアに合体される。これを、「マージ」という。これをもって正式に、本体ソフトウェアに取り込まれて完成ということになる。

レビューにどれくらいの時間がかかるかは、いろいろな予測がでている。Segwitの期限が4月といっていたのを守るとすると、最短で今週中(つまり4月末日まで)にマージされるだろうという予測がある。

一方、Segwitのコードは分量が多いので、1ヶ月程度(5月中頃)までを見ておくという記事もある。

<3. Release >

マージしただけでは、ソフトウェアは完成しているものの、まだ一般のひとが利用できる形になっていない。また、ソフトウェアのアップデートはSegwitだけではない。なので、どこかで区切りを入れ、それまでの変更をまとめて、新バージョンの番号を振って、パッケージングする。

また、WindowsやMac、Linuxなどのプラットフォーム別にコンパイルをして、すぐ動くバイナリ形式にして、配布する。

これをリリースという。

マージ後程なくして新ヴァージョンとしてリリースがされるだろう。長くて一週間以内である。

<4. Minor Adoption >

Segwitが有効になるには、ビットコインマイナーの95%が新ソフトウェアを採用しなくてはいけない。過去1000ブロックのうち、950が新版による採掘であると確認されると、Segwitの機能が有効になる。

最低でも1,000ブロックを経る必要があるので、1000ブロック=約7日間はかかる。実際には、3-4週間程度とみられている。Segwitは緊急性が高い拡張なので、マイナーの多くができるだけ早く採用するだろう。3週間程度で、滞り無く採用が進むことを期待したい。

<5. Activate & Wallet Adoption >

95%の採用が確認されると、アクティベートとなり、機能が有効になる。

ただし、ユーザーがSegwitを利用する場合、ウォレット側の対応が必要になる。Segwitを利用するには、新しいアドレスの形式や、トランザクションの形式に対応する必要があるため、ウォレットの改造が必要だ。そのため、ウォレットのほうもSegwit対応の新バージョンを配布する必要がある。

専門家によれば、Segwitをウォレットに実装するには、手慣れたビットコイン開発者であれば、3日もあれば十分に終わるということだ。よって、ウォレット側の対応は、ソフトウェアのリリース後、マイナーが採用をしている数週間程度のあいだになされると予想される。

Segwit対応のウォレットを利用した場合、すぐにSegwitの効果が発揮される。最大でトランザクションのデータサイズが75%の圧縮効果が見込められ、サイズ圧縮に比例して手数料も少なくてすむようになるため、ユーザーにもメリットがある。そのため、ユーザーの利用もスムーズに進むと考えられる。

<実際の期間>

最短ケース(Expected)

4/30 Merge → 5/7 Release → 5/30 Activate

最長ケース

5/20 Merge →5/27 Release → 7/12 Activate *

*なお、最長ケースだと、ちょうどアクティベイトと半減期がぴったり重なりそうだ。

<トレードの節目>

トレードへの影響としては、それぞれの節目を意識するとよい。とくに重要なのは、MergeとActivateだろう。Mergeはソフトウェアの完成をほぼ意味し、Activateは実際の稼働を意味するためだ。

なお、Segwitのあとは、7/12に予定されている半減期が最もインパクトのある節目イベント。

その後、コアが2Mハードフォークコードを7月に約束であり、つまり7月末日にそのプルリクエストがされると期待される。これも、半減期にまさるとも劣らないインパクトのあるイベントとなるだろう。

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