ビットコイン最新のみとおし(2017.11.8)

レポート「ビットコインキャッシュの取り出し方&送金方法」を配信。画面付きで丁寧に解説ビットコイン研究所

レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説レポート内容へ

Segwit 2x

混乱がつづいている。依然としてリプレイプロテクションは実装されず、そのままフォークが行われる見通し。

フォーク後どのような展開になるかについては、最近になり識者が予想や注意報をブログなどに投稿しはじめたので、チェックされたし。
ビットコイン研究所(有料版)でも今週よりフォーク終了まで特設コーナーをつくってフォローする。

2Xへの対応をまとめる。

取引所においては、3つの対応が別れる。

対応1は、現在のBTCをBTCをしてリストし、Segwit2xをB2Xというアルトコインとしてリストする。

ただし、Segwit2xがユーザーの多数の支持を得て標準になった場合呼び方の変更も検討する(すべては市場の声による)としているもの。この対応が主流である。
次は、ハッシュパワーの大きい方をBTCとしてリストするというもの。米国の取引所を中心に少数ながらこの対応を考えているところもある。

最後は、リプレイプロテクションがないことを理由にB2Xをリストしないという方針のものだ。この方針をとる取引所も、少なからずある。

最悪の自体では取引所によってBTCが指すものが異なることになる可能性もあるため、ユーザーは注意が必要だ。(To B2X or Not to B2X: How Exchanges Will List the SegWit2x Coin)

国内ではすでにCoincheck、Bitbankが方針を表明している。NY合意にサインしたBitflyerはまだ方針を表明していない。

Segwit2xの提唱者でNY合意を主導したバリー・シルバート氏は口をつぐんでおり、中国の大物マイナー、ジーハン・ウー氏もSegwit2xについては触れずもっぱらBitcoin Cashに対するコメントを行っている。

Bitcoin Cash

ビットコインキャッシュは、新しいマイニングの難易度調整アルゴリズム(DAA)を導入するハードフォークを行う予定だ。これは11月13日頃を予定しており、現在のところ特段の反対なくスムーズに移行がされる予定である。

ビットコインキャッシュでは、8.1のフォーク時に「緊急難易度調整アルゴリズム」を導入した。これは、キャッシュを掘るハッシュパワーが当初非常に少ない場合でもマイニングが継続されるように難易度を調整するアルゴリズムであり、これによりキャッシュのチェーンは生き残った。

しかしながら、このアルゴリズムはすでに役割を終え、弊害が目立っている。6時間以上マイニングがされない時間帯のあと、今度は1分2分の間隔でマイニングが進むなど不安定である。新アルゴリズムはこうした不安定さを取り除きつつも、ハッシュパワーの急激な低下などの際にもうまく対応できるようなアルゴリズムとされている。

Bitcoin Gold

開発が終了していなかった、2-way リプレイプロテクション及び、マイニングアルゴリズムの開発が終了した。これに伴い、5日より公開テストネットが稼働している。

テストネットでは順調にマイニングがおこなわれており、障害も発生していない。

問題がないことが確認されたあと、メインネットが稼働する予定だ。メインネットが稼働すれば、先月のスナップショット時点でBTCを保有していたユーザーには自動的にビットコインゴールドが配布される。送金も行えるようになる。

ただし、現在のところビットコインゴールドに対応したサードパーティーのウォレットは全く無く、ユーザーが簡単にビットコインゴールドを取り出し送金できるように成るまでには多少の時間が必要とみられる。

その他

Ethereumで事件がおきている。Parityのマルチシグウォレットコントラクトにバグが見つかった。これは、Parityが提供しているマルチシグのウォレットのコードの雛形であり、ETHの保管に広く採用されている。

今回見つかったバグは、外部の操作により、ウォレット内にあるETHが凍結されてしまうというものだ。実際に100万ETH(時価にして300億円以上)が、凍結されてしまっているとの情報がある。

直近でICOを行い多額の資金をあつめたPolkadotも約90億円がウォレットに凍結されているといわれている。

なお、これらのETHは盗まれたわけではなく、二度と誰にも使うことのできない形で、コントラクトのなかに凍結される。

これを救済するには、ハードフォークによる修正が必要にある。(現在のところハードフォークによって救済するという予定はアナウンスされていない)

DAO事件のときも、コードのバグにより大量のETHがコントラクトに囚われたままになり、ハードフォークにより救済した。構図は非常に似ており、第二のDAO事件とも呼ぶべきものになるだろう。

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