暗号通貨に何を求めるか?4つのスタンスの違い

暗号通貨に何を求めるか?

個人的にツイッターでアンケートを取った結果だが、あらためて興味深い結果であった。
結果をみると、予想どおりであったが42%の人が儲けの機会だと答えた。

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これらの人にとっては、暗号通貨自体には全く興味がなく、要するに暗号通貨が対象でなくても、博打だろうが、サイコロゲームだろうが、チケットの転売だろうが、とにかく儲かればなんでもよい。このような層が半数近くを占める。

そして、相場は荒れて乱高下するほうがよく、そちらのほうが儲けの機会が大きい。

また、これらの人が相場で増やしたいのは「法定通貨」である。つまり日本円を増やしたい。

次は、政府や何かの権力によらない価値の貯蔵手段と答えた人で、28%存在する。 続きを読む 暗号通貨に何を求めるか?4つのスタンスの違い

レポート102 lndスタートマニュアル

今週のレポートは、lndスタートマニュアルをお送りします。

メインネットで利用できる初めてのクライアントであるlnd0.4 betaがリリースされています。このリリース以降、ライトニングのネットワークは成長をつづけ、受け入れ店舗も徐々に増えていっているように思います。

私も、lndをインストールし、ここ1ヶ月ほどテストしていましたが、安定して稼働しているようですので、いちどマニュアルにまとめてみました。

インストールの方法、confファイルの設定、サーバー立ち上げ、入金、チャネル作成、支払い、クローズまで、一通りの手順を丁寧に追っています。これでライトニングノードの立ち上げはできるとおもいます。
是非トライください。 続きを読む レポート102 lndスタートマニュアル

ユーティリティトークンの価格算定の理論と実例

ユーティリティトークンの価格が単純なマネーサプライの式[1]で推計できるという話であるが、理解できないという声が多いので簡単に解説しておく。(括弧内はコインに当てはめた場合)

M = (P×Q)/V

M=Money supplyマネーサプライ (コイン時価総額)
P=Price価格 (提供サービスの価格)
Q=Quantity数量 (サービスの消費量)
V=Velocity回転率 (コインの回転速度、支払いサイクル) 続きを読む ユーティリティトークンの価格算定の理論と実例

レポート101 ハードウェアウォレットを安全に使うための9箇条ー詐欺、ハック、マルウェアの事例と身を守る具体的な方法について

ハードウェアウォレットを使いさえすれば安心だという、安全神話が揺らいでいます。

ハードウェアウォレットをめぐっては、eBayから購入したひとがコインを取られたり、マルウェアに感染してコインが盗まれたりと、実際のハッキング事例を多く聞くようになりました。さらには最近明るみになったLedgerの脆弱性では、特定の復元フレーズを表示するように予め仕込んだり、Ledgerから秘密鍵やPINそのものを抜き取ることもできるというものまであります。こうなると、何を信じて、どうしていいのか、わからなくなります。 続きを読む レポート101 ハードウェアウォレットを安全に使うための9箇条ー詐欺、ハック、マルウェアの事例と身を守る具体的な方法について

なぜ日本人による日本発のグローバル起業が生まれないのか?それは「日本人が、日本発にして」が同時に成り立たないからです。そのモデルは競争上、とても不利で、理にかなっておらず、ハンデキャップがあるから。だから日本発グローバルは生まれません。

日本が世界をリードする、日本初のイノベーションを育成したい、という話はよく聞きます。

仮想通貨界隈でもそうで、日本をブロックチェーン、仮想通貨先進国にしたい、という話は毎日のように聞きます。

「日本人が、日本発にして世界的なサービスを世界中に提供していく」

というイメージ。要するにトヨタの姿と一致です。これをAIとかブロックチェーンとかフィンテックでやりたいわけですよね。

これがなぜできないか?

それは「日本人が、日本発にして」が同時に成り立たないからです。そのモデルは競争上、とても不利で、理にかなっておらず、ハンデキャップがあるから。だから日本発グローバルは生まれません。

詳しく説明します。 続きを読む なぜ日本人による日本発のグローバル起業が生まれないのか?それは「日本人が、日本発にして」が同時に成り立たないからです。そのモデルは競争上、とても不利で、理にかなっておらず、ハンデキャップがあるから。だから日本発グローバルは生まれません。

ASICとマイングアルゴリズムのイタチごっこと分散化について

Moneroのマイニングアルゴリズム変更が話題になっている。

従来Moneroのマイニングは汎用の計算チップ(GPU)を利用してマイニングがされてきたが、この度、中国のBITMAIN社が専用のASICチップを搭載した専用マイニングマシンを出荷するとした。
ASICを利用することで、マイニングにかかる速度や電気代が飛躍的に向上するものと思われる。もちろんマイナーにとっては悪い話ではないが、問題は、マイニングの中央集権化をもたらすことになるということだ。 続きを読む ASICとマイングアルゴリズムのイタチごっこと分散化について

PoSコインのセキュリティとビッグバン問題

今後Posにおいても十分なネットワークのセキュリティが確保できるという仮定を置こう。たとえば、EthereumのCasperが本当に設計通りに動くことができれば、Ethereumのネットワークを攻撃するには、Ethereumの時価総額の1/3のコインを誰かが集めないといけない。これは事実上不可能である。

ネットワークへの攻撃にかかるコストが、コインの価値を決めるとする説があるが、それが正しいならば、PoSかPoWであるかは攻撃コストという意味では差異がないと言える。

さて、ここで考えるのは、そのコインはどこからやってくるのだろうか? 続きを読む PoSコインのセキュリティとビッグバン問題

ビットコイン及びブロックチェーンの可能性について、専門的な事柄をわかりやすく解説します。