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【プレミアムレポート】暗号トークンとコンテンツ転売市場の可能性 (Tokenly ケーススタディ)
Let’s talk Bitcoin というビットコインに関するトークショーを聞いたことがある人も多い と思いますが、そのメインパーソナリティーの Adam B Lavine という人物が中心に進めて いる Tokenly というプロジェクトがあります。
Counterparty を利用した独自コイン(トークン)を利用して、店舗や事業者が自分のトー クンをブロックチェーン上に発行し、クーポンのように利用したり、特定のサービスへのア クセスコントロールに利用したりするためのツールを提供しています。
今回は特に、「暗号 トークンを利用したデジタルコンテンツ転売市場」というコンセプトについて考察してみ ます。
【要旨】
- ブロックチェーンを利用した暗号トークンと特定のコンテンツを結びつける。ウォレ ット内に必要数以上のトークンを保有することで、コンテンツへのアクセス権を証明 できる。
- トークンは特定の企業やプラットフォームに依存せずにブロックチェーン上に存在す るので、他のアドレスにトークンを送ることで、権利を譲渡したりすることもできる。 回遊性の高いオープンなデジタルコンテンツの中古・転売市場を形成できる
- その結果として、プラットフォーム間の競争の激化、コンテンツクリエイターの収益の 増加、デジタルコンテンツ販売のリスク/リワードモデルの変質、などが起こることが 予想される
(レポート目次)
既存の仕組みの課題は?
暗号トークンを使ったデジタルコンテンツ市場
ユーザーへのメリット
著者へのメリット
転売者(プラットフォーム)へのメリット
その他の応用可能性
Tokenly が提供するサービス
課題
まとめ
【Sato氏による今週のニュースまとめです】
Nasdaq,Deloitte、Visa、Mastercard,Microsoft,Philipsなど有名企業とブロックチェーンに関するニュースが目立った週でしたね。是非ご活用ください。
●Digital Asset Holdings、Blockstack.ioを買収
●デロイト、Coluと提携
●マイクロソフト、ConsenSysと提携
●VISA、Docusignと組んで従量課金サービスのプロトタイプを発表
ほか。
【質問コーナー】Lineのようなメッセージシステムは、基本的に誰のアカウント化把握され、検閲されていると思います。
TVなどで「事件が起こったら晒される」ことがあるのがその証拠です。
Get Gems のような分散型のメッセージシステムは、 Zero Knowledge Proof :ゼロ知識証明(第三者もシステム開発者・管理者も検閲不可能という考え方) を備えていると言えるでしょうか?なぜそう言えるのかという根拠はありますか?
A.
【お答えします】
はい、おっしゃるとおりでLINEやFacebookのチャットは検閲されているのは間違いないです。LINEについては、ニュースも出ていましたね。
GetGemsは、正確に言うと、Telegramという分散型のメッセンジャーシステムのクライアントです。
Telegramはロシアのハッカーが開発して、いま全世界で爆発的に伸びてます。やっぱりプライバシー重視のロシヤや、韓国の人がたくさんユーザーになっています。
日本ではさっぱり盛り上がらないですね。みんな検閲だいすきなのかもしれません。
Telegramの機能には、暗号化チャットがあります。
これは、エンドツーエンドで暗号化します。つまり、みなさんのスマホと、相手のスマホが直接通信をして、その間で暗号化が行われます。
暗号方式はRSA2048bit , AES256だったとおもいますので、解読は不可能です。
途中のサーバー(ノード)は経由しますが、インターネットと同じで、特定のホストがあるわけではなく、通信をリレーするだけです。つまりP2Pということです。
この途中のノードは・・・・
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