レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインを解説
レポート「ビットコインの情報源決定版(26ページ)」を配信しました。レポート内容へ
ビットコイン&ブロックチェーン研究所では、プレミアム記事に加えて、
新しいコンテンツとして、「ビットコイン&ブロックチェーン関連トピックレポート」を配信いたします。
ブロックチェーンコンサルタントのSATOさんからの提供により、毎週末に配信させていただいております。
内外のメディアやニュースソースから、ビットコインとブロックチェーン関係の新サービス、動き、記事をまとめてキュレーションしてお届けします。英語の記事に関しては、簡単な日本語の要約付き。
すべてを網羅しているので、これさえ読めば、1週間のすべての動きを追うことができるというすぐれもののコンテンツです。
下記が今週のコンテンツになります。
ご興味があるかたは、ぜひ、にご入会ください。
-----------------------------
1.ブロックチェーン関連サービスメモ(リンク集)
-----------------------------
●EU法廷、ビットコイン取引をVAT非課税と判決。
●t0.com、暗号証券取引プラットフォームのβテストを完了。
●Coinprism、金融機関をターゲットにしたオープンソースのDistributed Permissioned Ledger「Openchain」をローンチ。
●ロンドンの法律事務所Selachii LLPがStashiとパートナーを組み、ブロックチェーンを用いた契約のデジタル化を目指す。
●W3C、ビットコイン受入れを促進すべくワークグループ立上げ。
●バルセロナ市長がローカルデジタル通貨の立上げを提唱。
●The Global Landscape of Blockchain Companies in Financial Services
-----------------------------
2.ブロックチェーン関連の諸々レポート(日本語)
-----------------------------
●ブロックチェーンの正体(TechCrunchより)
●ブロックチェーンでどんな未来をつくれるかを、ずっと考えている(Wiredより)
●なぜ今ビットコインではなく、ブロックチェーンなのか(BTCNより)
-----------------------------
3.ブロックチェーン関連の諸々レポート(英語)
-----------------------------
●The Global Landscape of Blockchain Companies in Financial Services
・金融分野におけるブロックチェーンテクノロジー関連プレイヤーの俯瞰図
・アプリケーション分野(取引所、サプライチェーン、ブローカー、コンプラ、ペイメント、ウォレット、ATM、トレーディング、投資、送金)
・ミドルウェア分野(開発プラットフォーム、汎用API、特定用途API、プラットフォーム、スマートコントラクト)
・インフラ分野(ペイメント、マイニング)
●Public versus Private Blockchains
・BitFuryによるパブリックブロックチェーン/プライベートブロックチェーンに関する論考。
・Colored coinsプロトコルを用いて金融機関はパブリックブロックチェーンの機能を拡張して資産取引が可能。
・類似のプロトコルを用いて、ドキュメントへのタイムスタンプが可能。
・Payment channel networksを用いて、permissionlessブロックチェーンの上にスケーラブルなP2P層を構築してペイメントを実施可能。
・Sidechain技術を用いて、permissionlessブロックチェーンとpermissionedブロックチェーンを統合ネットワークとして利用可能。
・PrivateとPermissionedを以下のように使い分け。
①トランザクションへのアクセス権限によって、Public/Regulated/Privateに分類。
②トランザクションプロセッシングへのアクセス権限によって、Permissioned/Permissionlessによって分類。
●The Blockchain Report: Welcome to the Internet of Value
・ブロックチェーンとは(Network Effect、Decentralized、Distributed Consensus、Permissionless Innovation、Internet of Value)
・ビットコインブロックチェーン、その他のブロックチェーン(Colored Coins、Sidechains)
・ブロックチェーンの利点(①Durability、②Process Integrity、③Transparency、④Immutability、⑤Longevity、⑥Reliability & Availability)
・ブロックチェーンのユースケース(①Payments、②Exchanges、③Smart Contracts、④Internet of Things、⑤Cybersecurity、⑥Documentation、⑦Digital Identity、⑧Delivery & Consumption of Media and Professional Services、⑨Decentralized Cloud Storage & Data Analysis、⑩Marketplaces、⑪Gambling & Gaming)
・成長ドライバー(①Major Enterprise Adoptions、②The Internet of Things、③Broken Trust、④Users in the Driver Seat、⑤A Closer Alignment Between Usage and Cost、⑥Natural Pursuit of Efficiency and Profit、⑦Regulatory Clarity、⑧Regulatory Clarity、⑨Sidechains、⑩Robust & Mature Smart Contracts、⑪Emerging Markets
・成長へむけたハードル(①The Politics of Bitcoin & Government Regulation、②Broken Trust、③Resolution of Technical Debates)
●Blockchain: Protocol Wars
・ビットコインは、TCP/IPやSMTP、HTTP等と並び、おカネに関するプロトコルを示して、インターネットのミッシングピースを埋めるもの。
・ドキュメントの公証や、資産取引・決済、スマートコントラクト等にブロックチェーンをどのように使うのかについて標準が必要。
・RippleやDigital Asset Holdings(Hyperledger)、Chain、R3CEVなどが標準にむけて活動。
・インターネットは今日の姿まで15年を要したように、分散台帳技術もグローバルに企業感で適用されるには(例えばSWIFTネットワークや、インターバンクのバックエンドインフラ、支店間決済のリプレイス)、あと5~7年を要する。
●The great pivot? Or just this years froth?
・ビットコイン・ブロックチェーン企業のピボットのまとめ。
・シリーズAで資金調達したが目立ったポジションを獲得できてない企業(Abra、BitGold、Bitreserve、ChangeTip、Chain、Circle、Cryex
Mirror、Peernova、Vogogo)
・ピボットした企業(BTC ChinaはBTCCへ。itBitは取引所に加えBankchain立上げ。DAHは当初ビットコインブロックチェーンを使う計画だったがHyperledgerを買収しスコープ拡大。SymbiontはCounterpartyプラットフォームを使う計画だったがPermissionベースで構築)
●BBVAの考えるスマートコントラクト応用
・担保物件の所有権情報とあわせて契約を格納し、支払が滞ると担保物件へアクセスするデジタル鍵がはく奪されるローン契約。
・死後に資産割当が自動的に行われる相続。
・所有権が売り手から買い手へ移ったことをモニタリングした上で、資金移動を自動で行うエスクロー。
・日々の引き出し可能額を制限したり、特定地域でのみ使用可能としたり、ある期間だけ有効といったコントロール可能な暗号通貨ウォレット。
●11 Money Transfer Companies Using Blockchain Technology
・ブロックチェーンを用いた送金サービスプレイヤー11選
・Abra (US)、Align Commerce (US)、Bitspark (Hong-Kong)、Coins.ph (Philippines)、Rebit (Philippines)、CoinPip (Singapore)、Hellobit、TransferB、BitPesa (Africa)、Romit (US) 、Volabit (Mexico)。
●Coinprismの「Openchain」
・デジタル資産を安全かつスケーラブルな環境で発行・管理。
・インスタンスを数秒で立上げ、台帳のルールを定義することが可能。
・台帳上の全トランザクションは、ビットコインのようにデジタル署名される。
・itBitのBankchainやDigital Asset Holdingsが買収したHyperledgerとは、オープンソースである点で差異化。
・Openchainの特徴
①トランザクションを即時confirmation。
②マイニングフィー無し。
③高いスケーラビリティ。
④デジタル署名によるセキュリティ。
⑤不変性。
⑥ユーザにエイリアス割り当て可能。
⑦複数のコントロールレベル設定可能。
-完全にオープン(匿名参加可能)
-クローズ(管理者によって参加者の承認)
-双方のミックス
⑧パーミッション設定を階層構造をもってアカウント構成可能
⑨トランザクションの透明性・監査性
⑩秘密鍵の管理・紛失防止
⑪複数インスタンスを持つことによるReplication
・コンセンサスの仕組みはPartionned Consensusを用いており、他のビットコインベースの仕組みと異なる。
①トランザクションのvalidationに、全インスタンスはただ一つのオーソリティを持つ。
②インスタンスどうしで接続可能。
③取引される資産に応じ、異なるトランザクションは異なるオーソリティによってvalidateされる。
④全ての資産発行者はトランザクションに対してフルコントロールの権限を持つ。
⑤P2Pではなくクライアントサーバ式アーキテクチャをとる。
⑥マイナーがおらず、トランザクションは直接validateされるため、高速処理可能。
⑦スマートコントラクトの実装
⑧2つのインスタンス同士でビットコインブロックチェーンのsidechainとして2-way-pegging。
・所有権の登録簿としてのユースケース
①有価証券、コモディティ商品、通貨
②土地やライセンスの所有権
③ギフトカードやロイヤリティポイント
●Tau-Chain
・分散型P2Pネットワーク
・Rule、Proof、Computer Programの3つの側面をもつ
・ブロックチェーンを含むP2Pネットワークを汎化するもの
●Erisによるブロックチェーン、スマートコントラクトの概説
詳細日本語マニュアル付きTrezorの購入は
初心者向け「使って勉強!ビットコイン」