レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説(詳しく)
備忘録、メモ的エントリです。詳細や検証は、近いうちにプレミア記事にて行いたく思います。
現在の日本円の決済は、中央銀行決済である。
それぞれの銀行は、中央銀行(日銀)に当座預金をもち、銀行間の資金の決済について、日銀の当座勘定を振り返ることによって決済を行う。
日銀はそのための日銀ネットを運用している。これが日本円の決済の最終地点であり、日銀の振替によってファイナリティ(決済の完了)を担保する。
すべての取引がリアルタイムではなくネッティングしたバッチなので、いろいろな事が起きる。
当座の勘定が足りなくなったり、銀行が倒産して決済できなくなったり、連鎖的に他銀行の決済が行われなくなることもあり、
そのために、資金プールを作ったり、いろいろな策がねられている。
日本円をブロックチェーンで発行するとこうなる。
日銀ネットを廃止する。各銀行の残高データは、単一のブロックチェーン上に記録され、それぞれの銀行がコピーを保持する。
それぞれの銀行が参加ノードになる。
閉じたネットワークなのでマイニングは不要で、参加銀行の一定のコンセンサスがあればトランザクションを確定させるなどの、ビザンチン合意型のプロトコルで足りる。
取引は、すべてリアルタイムで、一取引ごとに決済され、数秒以内にファイナリティが得られる。
日本円は、ブロックチェーン上ではっこうされるクリプトカレンシーになる。
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