レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説(詳しく)
注意喚起!ハードウェアウォレットをアマゾンで買う危険性(詳しく)
8.1の危機的な分岐を回避するために導入される新しいルールBIP91が、本日14時すぎ、有効になった。想定された時間よりだいぶ早まった格好になった。
マイナーも問題なく有効なブロックを採掘しており、離反は確認されていない。
これにより8.1の分岐は回避された。
また、一時的なネットワーク分岐も確認されていない。
(ただし引き続き注意は必要。ビットコインを受け取ったユーザーは念の為1確認ではなく6確認待つほうが望ましい)
分岐がおきているかどうかは、下記のサイトで確認してほしい。
http://www.btcforkmonitor.info/
- NO CHAIN SPLIETとなっていれば問題なし
- 最新のBlock Height の番号と、ハッシュ値を確認してすべて同じなら問題なし
- もし、チェーンの分岐と再編成が過去にあったなら、Has Experienced a Blockchain Reorganization:に表示があるが、すべてNoである
<次のステップ>
さて、これで予定通りすべてのマイナーがBIP91にしたがい、Segwitのシグナルbits1を行うようになった。
これにより、8月にもSegwitが有効になる見通しである。予測されるスケジュールは下記の通り。
- 7月27日前後 新しい難易度調整期間(2週間)が始まる。すべてのマイナーがSegwitのシグナルを発する
- 8月10日前後 2週間の難易度調整期間が終わる。Segwit準備のブロックが95%を占めることが想定され、この日にSegwitがロックイン。有効化されることが確定する。この時点で今回の騒動に関することはすべて円満解決と考えてよい
- 8月24日前後 Segiwtiが実際に有効になり、Segwitトランザクションが使えるようになる。この日以降、徐々にスケーリングの効果がでてくると考えられる
なお、正確な日時はブロック高で捉えて欲しい。あくまで日時は予測である。
まとめると、Segwitの導入が確定するのが8.10前後、実際にSegwitが使えるようになるのが8.24前後である。
以上。
仮想通貨で他人と差をつけたいなら?プロ向けレポートのビットコイン研究所へ