POSのコインはどうやっても証券になってしまうという話をします。批判クソリプがたくさん飛んできそうですが、以下に話すことは正論です。端折って批判されても困るので、丁寧にロジックが追えるように順番に説明します。
まず、PoSにおけるコインの新規発行の仕組みを理解することから始めます。
PoSでは、コインを持っている割合が大きいほど、新規のコインを手に入れやすいという特徴があります。
もっと単純な言い方をすると、ある時点でのコインの保有者に、その後発行されるコインがすべて割り当てられるということです。 続きを読む POSのコインはどうやっても証券になってしまうという話をします →
今後Posにおいても十分なネットワークのセキュリティが確保できるという仮定を置こう。たとえば、EthereumのCasperが本当に設計通りに動くことができれば、Ethereumのネットワークを攻撃するには、Ethereumの時価総額の1/3のコインを誰かが集めないといけない。これは事実上不可能である。
ネットワークへの攻撃にかかるコストが、コインの価値を決めるとする説があるが、それが正しいならば、PoSかPoWであるかは攻撃コストという意味では差異がないと言える。
さて、ここで考えるのは、そのコインはどこからやってくるのだろうか? 続きを読む PoSコインのセキュリティとビッグバン問題 →
ビットコイン及びブロックチェーンの可能性について、専門的な事柄をわかりやすく解説します。