(東洋経済オンライン)の記事がツボにはまっています。なぜなら、これは、そのままなぜ日本人が草コインで大損をするのかということと、ダブって見えるからです。
というわけで、元記事へのオマージュとしてこの記事を書きます。 続きを読む なぜ日本人は草コインで大損をするのか
(東洋経済オンライン)の記事がツボにはまっています。なぜなら、これは、そのままなぜ日本人が草コインで大損をするのかということと、ダブって見えるからです。
というわけで、元記事へのオマージュとしてこの記事を書きます。 続きを読む なぜ日本人は草コインで大損をするのか
私は、98年〜2000年のドットコムバブルをまさにプレイヤーとして体験しました。起業家としてドットコム企業を仲間と設立しその一部始終を体験しました。株式投資にも手を出し、マザーズ銘柄などを取引する中で、自身も大火傷をしました。
その時の経験から、今回の仮想通貨バブルへ教訓があるとすれば、次のようなものです。
ということです。
まず「バブル期はみんな大型銘柄を馬鹿にしすぎる」について説明します。 続きを読む ドットコムバブルから学んだ、仮想通貨バブルへの教訓
ICOが様変わりしています。
具体的にいうと、一般にむけた販売が減少し、機関投資家に内輪で販売する私募(プレセール)が増えたことです。プロジェクトによっては、一般向け販売を取りやめ、プレセールだけで終わりにしたものもあります(Telegramなど)
3年前は、100%が一般販売でした。これが1年前は、半々くらいまでになり、最近はプレセールのほうが比率が高く、最新の事情はプレセールのみになりました。
これは、プロジェクト、投資家、双方の利害が一致が背景にあるとともに、規制当局の思惑があります。以下説明します。 続きを読む ICOの変容とベンチャーキャピタルの蜜月な関係について
「暗号通貨は日常の支払いには使われない」と私が発言したことで波紋を読んでいます。
「BTCは少額決済をあきらめた」とか「コンビニでものが買えないのか?」とか「支払いに使えないコインは無価値」とか、「コア派はついに通貨であることあきらめたw」とにかく酷い反応が多いです。
これに関しては言葉が一人歩きしているようです。
もう一度、誤解なきようにかいておきますね。 続きを読む 「暗号通貨は日常の支払いには使われない」という発言が波紋を読んでいます。
POSのコインはどうやっても証券になってしまうという話をします。批判クソリプがたくさん飛んできそうですが、以下に話すことは正論です。端折って批判されても困るので、丁寧にロジックが追えるように順番に説明します。
まず、PoSにおけるコインの新規発行の仕組みを理解することから始めます。
PoSでは、コインを持っている割合が大きいほど、新規のコインを手に入れやすいという特徴があります。
もっと単純な言い方をすると、ある時点でのコインの保有者に、その後発行されるコインがすべて割り当てられるということです。 続きを読む POSのコインはどうやっても証券になってしまうという話をします
暗号通貨の普及には国家のお墨付きが大切だというツイートを見かけました。
これに限らず、暗号通貨が普及するためには、
という意見が少なからずみうけられます。というより最近では優勢になってきているようにすら感じます。
おなじ暗号通貨というくくりで話をするのに、前提条件がこれほど違うことに愕然としています。同時に、これらの人との咬み合わない前提のなか、孤立無援で発信している状況に心から疲弊してしまっています。
どうしてこうした意見がでてくるのかの、背景を探ってみるというのがこのエントリの趣旨です。2つの背景があるとおもいます。 続きを読む 暗号通貨の普及には「国や銀行のお墨付き」は大切なのか
「暗号通貨なんて不安定なものが日常の決済手段として使われるわけがない、通貨として致命的な欠陥がある」
暗号通貨否定派の典型的な主張です。
これに対して、私は、「いや、決済手段としても使われるし、お金として機能しますよ」
という反論をしてきました。
しかし、これがどうにも噛み合わないのですが、これには大きく前提として見えているものが違うとおもいました。
通貨として欠陥派は、基本的に法定通貨と同じ使われ方をするだろうという前提にたっています。