Moneroのマイニングアルゴリズム変更が話題になっている。
従来Moneroのマイニングは汎用の計算チップ(GPU)を利用してマイニングがされてきたが、この度、中国のBITMAIN社が専用のASICチップを搭載した専用マイニングマシンを出荷するとした。
ASICを利用することで、マイニングにかかる速度や電気代が飛躍的に向上するものと思われる。もちろんマイナーにとっては悪い話ではないが、問題は、マイニングの中央集権化をもたらすことになるということだ。 続きを読む ASICとマイングアルゴリズムのイタチごっこと分散化について →
ライトニングネットワークの実装であるlndが、0.4betaを発表した。
これには本物のビットコインをつかって動かすことができるオプションがある。いままでも一部のマニアが先行して不完全なソフトウェアで実験していたが、今回は開発者が一応OKであると判断したことになり、本物のビットコインをつかってのネットワーク構築が進むだろう。
これをもってライトニングネットワークがローンチしたと捉えて良いだろう。
ライトニングネットワークでは、Lapps(ライトニングアプリ)という分野が出現しはじめている。イーサアムのDApps(分散型アプリ)をもじった言葉で、ライトニングネットワークの技術を利用して作成されたユーザー向けのアプリやサーバーソフトである。ライトニングのウォレットや、少額支払いに対応する支払いシステムなどいくつかが登場している。
代表的なものをあげよう 続きを読む Lapps(ライトニングアプリ)の現状について →
コインチェックは送金先を追跡できない匿名性の高い仮想通貨3種類の取り扱いを打ち切る方向で調整していると時事通信が報じた。
この3通貨とは、DASH(ダッシュ)、Monero(モネロ)、Zcash(ジーキャッシュ)の3種類である。
まずこの3つの匿名性について簡単に解説したうえで、匿名通貨の見通しについて簡単に私見を述べる。 続きを読む 匿名性の高いコインの除外について →
ビットコインの価格の上昇や、先物市場の開始を受けて、ビットコインの送金トランザクションが一杯になっている。ここ一週間で、未確認の送金トランザクションが貯まるメモリープールは、かつてないほど混みあった。12月8日のピークでは、約22万件のトランザクションがプールされ、サイズも170メガバイトを超えた。
続きを読む ビットコイン最新のみとおし(2017.12.13) →
ビットコイン・ゴールド
http://www.btgolds.org/
ビットコインゴールドが、13日の早朝、予定通りリリースされた。公式クライアントがダウンロード可能となり、それをダウンロードしたマイナーがマイニングを開始することにより、ネットワークが動き始める。 続きを読む ビットコイン最新の見通し(2017.11.13) →
Segwit2xのフォークが回避された。
フォークを推進するニューヨーク合意の中心メンバーの署名入りの文書が公表された。中止を宣言している。
署名者は、Mike Belshe(BitGo CEO)、Wences Casares(Xapo CEO)、Jihan Wu(Bitmain CEO)、Jeff Garzik(2xのメイン開発者)、Peter Smith(Blockchain.info CEO)、Erik Voorhees(ShapeShift CEO)の6名。
ハッシュパワーの3割超を保有するBitmain社の署名もあり、実効性は間違いないだろう。
中止の理由は2つ、
続きを読む ビットコイン最新の見通し(2017.11.9) →
Segwit 2x
混乱がつづいている。依然としてリプレイプロテクションは実装されず、そのままフォークが行われる見通し。
フォーク後どのような展開になるかについては、最近になり識者が予想や注意報をブログなどに投稿しはじめたので、チェックされたし。
(有料版)でも今週よりフォーク終了まで特設コーナーをつくってフォローする。
2Xへの対応をまとめる。
取引所においては、3つの対応が別れる。
対応1は、現在のBTCをBTCをしてリストし、Segwit2xをB2Xというアルトコインとしてリストする。
ただし、Segwit2xがユーザーの多数の支持を得て標準になった場合呼び方の変更も検討する(すべては市場の声による)としているもの。この対応が主流である。 続きを読む ビットコイン最新のみとおし(2017.11.8) →
ビットコイン及びブロックチェーンの可能性について、専門的な事柄をわかりやすく解説します。