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最近、すごく新しい流れを感じています。
というのも、今年に入って、私はビットコインを買ってない。つまり、法定通貨から換金というのはしてません。
でもビットコインは手に入ってきていて、それは、記事を書いたり、寄付をもらったりです。
例えば先日までキャンペーンをやっていた、kataribeでは、ビットコイン関連の記事を書くと、1記事0.01BTC=470円程度が貰えました。
kataribeは多くのかたが記事を書いて、お小遣いビットコインを手に入れたのでした。
実は、これが画期的だとおもうんですよね。
いままで、ビットコインは、法定通貨からの換金をしないと手に入らないものでした。
普通のひとにとっては、日本からビットコインに換金してまでビットコインを使おうという思う人なんていないとおもいます。私も、換金してまで使いません。
法定通貨から換金する人は、おもに投資・投機ユーザーだとおもうんですよね。
もちろん、投機としてのビットコインの魅力も非常にすばらしいところがあって、投機ユーザー主導で、ビットコインは成長してきたわけで、お陰で換金性や流動性などが高まってきていますが、次に普通のユーザーを取り入れようとした場合、やっぱり投機用途では対象がせますぎます。
たとえば、妻にもビットコインを始めてもらおうと思ったんですが、その妻のひとことが、とても響いたんですよね。
「ビットコインって、FXとか投資とか詳しくないと始められないかんじで、勉強が必要そう」
たしかにそうなんですよね。普通のひとは、投機としてビットコインはつかわない。お金として使いたいわけですが、かといって、法定通貨から換金してまでビットコインを手に入れる理由もない。
まったくもってその通りです。そこが普及のボトルネックだったとおもっています。
しかし、徐々に風向きは変わってきていると実感しています。ビットコインだけの経済圏が、徐々にではありますが、できつつある芽くらいのものは出てきているんじゃないかと最近おもっています。
つまり、何がいいたいかというと、法定通貨から換金ではなく、ビットコイン自体を稼ぐ手段が増えること。
これが普及の最大のキーポイントです。
実はネットで稼ぐときに、ビットコインほど最適な通貨はありません。細かい単位で稼げますし、小さい単位でも都度引き出すことができ、リアルタイムで決済できます。
報酬を払う方も、数十円~百円程度の報酬を、大量の人にくばっても、ビットコインならリアルタイムで、手数料はわずかで行えます。
つまり、まさにネットの世界でネイティブで使うための通貨なのであって、そのポテンシャルが徐々に発揮されてきているとおもいます。
ポイントサイト、ブログサイト、アフィリエイト報酬、投げ銭、寄付、コンテンツ販売、これらつまりデジタル・ネイティブで情報だけで報酬が発生する分野では、法定通貨の代わりに、ビットコインを使わない理由が見当たらなくなると思っています。
そして、その報酬を得たユーザーが、別のサイトで、投げ是にしたり、寄付したり、時には買い物をする。
つまり、ビットコインで稼いで、ビットコインで使う、というサイクルが完結することになります。
考えてみれば当たり前の話ですが、こういうビットコインネイティブ経済圏ができるかどうか?これがビットコイン普及の鍵というか、すべてだとおもいます。
ビットコインが使えるサイトはふえましたが、ビットコインで支払いをしてくれるサイトは増えてません。
これがポイントです。
ビットコインで支払ってくれるサイトの数が増えること。
これがビットコイン普及の最大の肝だとおもっています。
そして、日本は実はその位置に一番近い。
ポイントシステムやアフィリエイト、マイクロコンテンツ産業が世界一進んでいる日本では、ビットコイン建ての経済圏が真っ先に確立される可能性があるんじゃないかとおもっています。
ビジネス的にいうと、こういう仕組みをつくったところが勝つんじゃないかと思います。もしくはこういうエコシステムのどこか一端を狙っていく。
・ポイントシステム、アフィリエイト、コンテンツなど、そういうデジタル・ネイティブでビットコインを稼ぐサービス
・それを貯めて管理するユーザーインターフェイスの良いウォレット
・そのビットコインを使える出口(VISAデビット他、他のポイントシステムへ換金できる出口)
この3つをシームレスに統合して、ビットコインを稼ぐ、貯める、使うをワンストップでできるユーザーエクスペリエンスを提供したところが、大きな位置を占めてくるものと思います。
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