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先日、バリー・シルバートのSegwit2Mのスケジュール案がリークされたと同時に、
https://github.com/btc1/bitcoin
すでに上記のレポジトリで、Segwit 2Mの開発が始まった様子が伺える。
これによれば、2週間後の6/15にα版のソフトウェア、その1ヶ月後にソフトウェアが完成し、採用が始まるとしている。
4兆円の価値を乗っけるソフトウェアの開発スケジュールとしては、かなり乱暴であることは否めない。
現在、新しくバージョンビット4をつかって、現行Segwitとは別にSegiwitの並行デプロイするというコードが提案されている。
しかし、コメント欄をみると、このコードは現状のデプロイ方式と、コンフリクトするとのこと。
Segiwitのデプロイ方式は単純ではなく、P2Pコードなど幅広い部分に影響があるため、並行してデプロイするには、それらのコードを新デプロイ用に重複させて、複雑なものを作り上げる必要があるようだ。このため、現行方式の期限切れになる11月15日以降に、再デプロイするのが現実的であるとしている。
Segwit 2Mは、軽微な修正ですむ思いきや、そうそう簡単ではないようだ。
これに対して、80%でのSegwitアクティベートを行うための新しい提案として、BIP-91が提案されている。
コア開発のメンバー数名が、Segwit2Mは、BIP-91を採用すべきだと意見しているが、無視されている。
BIP-91とは?
BIP-91は、マイナーによるSegwitのアクティベートのしきい値を80%に引き下げるための提案である。Segwit2M案の並行デプロイ案ではなく、現状の方式を後押しする形になっているのが特徴だ。
- バージョンビット4を使い新しく”Segsignal”というものをマイナーは発する
- 6月1日から11月15日の間に、ハッシュレートの80%がSegsignalとなれば、BIP-91ソフトフォークがアクティベートされる
- BIP91がアクティベートされると、従来のSegwitシグナル(バージョンビット1)を発していないブロックは「無効」と判定する。
- このため、マイナーはすべからずSegwitシグナルを発し、結果として95%が達成されて、Segwitがアクティベートする。
という仕組みである。言い換えると、Segwitシグナルのブロック以外を無効とする仕様へのソフトフォークを、マイナーの80%で行う、というものだ。
これであれば、現状のデプロイ方式を変更せず、マイナーの80%で、Segwitアクティベートを行うことができる。
しかしながら、BIP-91は、マイナー達の悲願である2Mハードフォークとは無関係で、Segwitだけが先行してアクティベートすることになる。
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