レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説(詳しく)
kojiさんが、ビットコイン業界の人を7カテゴリーに分類してみたというエントリーを書いていて、まさにその通りで、かなり笑いました。
追加カテゴリがあれば・・ということだったので、
業界なひとというより、業界をのぞきにくる人を含めてという感じかもしれません。kojiさんがあえて書かなかった危ない方のカテゴリーもちゃんと入れてます。
<マルチな人々>
暗号通貨をネタにしたマルチ商売の匂いがする人々。怪しいビットコイン界隈においても、さらに怪しい雰囲気を醸し出しているので、判別は容易。
●口癖
「リップルの○○コイン関係でして・・」
「ビットコインってすごいですよねぇ」
「一緒に写真をとってもらっていいですか?」
●対策
運営者が表立って出てくるようなことはありませんが、たまにセールス担当の人が会合にやってくることもあります。
あんまり関わらないほうがいいと思うけど、逆にそういう商売が好きな人もいて意気投合ということもありえるかw
対策としては、わたしはビットコインしか興味が無いとか、IOUを販売されるのは問題だと思うとか、堂々とのべるのがよい。向こうも、自覚してやってきているので、大人な対応をしてきて終わりになります。
<マスコミの事件担当の方>
大手新聞社、テレビ局で、もっぱらマウントゴックス事件を追っているという担当者。
マウントゴックスという事件の担当なので、技術やイノベーションといった文脈に興味がなく、あくまで「事件」を追うことが仕事だ。そのため、共通して興味ある話をするのが難しい。
●口癖
「マウントゴックスで新しい動きはご存じですか?」
「まだ、ビットコインについては勉強しはじめたばかりで」
「ここに集まってきているかたはどういう方なのでしょうか?」
●対策
ビットコインが好きというより、会社の命でそれにあたっているのだから致し方無い。
大手になればなるほど、担当がコロコロかわり、同じ会社からマウントゴックス担当者が5人も10人もやってきて、おなじ会社の他の記者と連携がない。
多くのビットコイナーにとっては、最初は好意で情報提供するが、情報クレクレ君なのでそのうち疲れてしまう。対応はホンマさんにお願いしてご苦労をねぎらいつつ、他のひとは自分のプロジェクトに専念するのがよい。
<大企業担当>
ここのところ、多くの大企業は、ビットコインについて勉強をしはじめているようです。大企業の方のなかでも、2パターンいて、個人的な興味から入っているひとと、関連する部署にいるので勉強し始めたというタイプの方。前者はふつうの個人ビットコイナーですが、後者は組織のミッションを抱えています。
●口癖
「勉強中。さいきん勉強を始めたところです・・」
「ビットコインはすごいとおもうんですがグレーなので・・むしろブロックチェーンの応用がすごいと思います」
「将来的にうちの会社も何かかかわることが出来れば・・」
●対策
あくまで、人称が、「自分」ではなく「会社」といっているひとは、現段階ではあまり行動につながらないので、ビットコインの起業家や技術者の立場からは、華麗にスルーしておいたほうがいいかもしれません。
エヴァンジェリストとしては、興味をもっていただいて、より深く技術を理解してもらうなど、面倒ですが、地道な対応が求められます。
<ど初心者の投資家>
正直どこから紛れ込んできたのかわからないタイプの初心者投資家が興味を持ってくることもあります。
●口癖
「○○の取引所で買ってます」
「エ○ーナルコインって知ってますか?どうなんですか?」
「ビットコインは取引所においたままです」
●対策
ほんとに事故を起こしそうで危ないので、丁寧に教えてあげたほうがいいと思うんだけど、あまりに技術的なレベルがないひともいるので、ほんとうに危ないです。しかも、比較的高齢だったりすので、まさに・・・。
せめて取引所に置くのはやめて、安全なウォレットを使うようにだったり、2段階認証について教えてあげるなど、優しい対応をしてあげてください。これ以上被害者がふえると、業界全体のイメージにもよくありません。
あと、もう一つ、最近はめったに見かけなくなったひとも挙げておきます。
<元個人マイナー>
●口癖
「昔は掘っていたけど、いまは到底個人では掘れないよ」
「マウントゴックスで掘ったぶんを全部やられた」
「最近は関心があまりないなあ」
●対策
ビットコイン初期からのドラマを知っているので、ぜひ話を聞いてみるのが吉です。驚きの話を聞けるかもしれません。
驚きというのは、詐欺、危ない話、損した話、持ち逃げなど、ありとあらゆる危ない経験をしていることが多いです。マイニング機材を買うのに500BTC支払ったら詐欺だったとか、いまの状況からすると気が遠くなるような話をしてくれます。先人から学ぶ機会ととらえて、積極的に昔話を聞きましょう。
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