レポート「ビットコインキャッシュの取り出し方&送金方法」を配信。画面付きで丁寧に解説
レポート「アルトコイン図鑑」では30種類以上のコインの概要と見通しを解説レポート内容へ
今週も前回に引き続き、
ブロックチェーンの発展の歴史~カラードコイン、2.0、Ethereum、プラーベートチェーン、サイドチェーンまで
を配信します。
前回おさまりきれなかった、Ethereum、プライベートチェーン、Sidechainについて詳細を解説します。
<目次>
(前回)
・チェーンの譜系、発展図
・ビットコインのブロックチェーン
・アルトコインのブロックチェーン
・オーバーレイヤーとしてのカラードコイン等
・2.0のブロックチェーン
(本稿)
・Ethereumのブロックチェーン
・Permissioned(許可型)ブロックチェーン
・サイドチェーン
・どのチェーンが生き残るのか?
最初に、もういちどブロックチェーンの譜系を示した図を掲載します。
これをみながら、前回の復習をいたします
まず、最初に発明されたのが、ビットコインとそのブロックチェーンでした。しばらく(2年ほど)は、ビットコインのブロックチェーンだけが存在しましたが、ビットコインの価値が増大するにつれて、似たようなものがでてきます。
それがアルトコインで、ライトコインが2011年末に、国産のモナコインは2014年に開始しました。これらのコインは、ビットコインのフォークで、コイン発行量の変更や、マイニングアルゴリズムの入れ替えなどをおこなっているもの、基本的な部分でビットコインのコードを踏襲しています。
1000,2000にも増えたアルトコインは、すべて別のチェーンなので、メンテナンスが大変です。
アセットレイヤーは、ビットコインのTHE BLOCKCHAINに相乗りしつつも、その上に自分独自のコインを発行出来てしまう拡張プロトコルです。ビットコイン側からみればただのビットコインの送金のように見えるため、ビットコインのブロックチェーン、アドレス、採掘者に乗っかることができます。一方で、ブロックタイム10分といった制限はそのまま受けることになります。
2.0コインは、そうした制限を取っ払うことを目的に、ブロックチェーン技術をベースに、ほぼゼロから開発された物が多い。スマートコントラクトや、アセットエクスチェンジ、秘匿トランザクションなどの先進機能を実現しており、コインというより、プラットフォームとして機能します。
ここまでが、前回レポートの概略です。
今回は、Ethereum、Permissioned チェーン、サイドチェーンについて書きます。
5)Ethereum
Ethereumについては、一言で言って何かというのはなかなか説明しづらいです。
一般にはスマートコントラクトの基盤とか、電子契約のプラットフォームという言い方をしていますが、みなさんにおいては、そういう捉え方はしないほうがいいと思います。
昨今、Ethereum側もスマートコントラクトという言葉は使っておらず、World Conmputerであるといい方を変えています。
先ほどのブロックチェーンの歴史でうと、2.0コインあたりから、いろいろな機能を取り込んで、スマートコントラクトが出来たり、アセットエクスチェンジ、秘匿トランザクションなど、いろんなことができるようになっていますが、これは、あくまで、そういう機能を、プラットフォーム側が用意しており、ユーザーはそれを使うという利用法でした。
Ethereumの場合はもっと不親切で、コンピュータと、OSと、プログラミング言語だけを提供するイメージです。要するに、そのコンピュータ上ではなんでも動くから、好きな機能をあなたが書いてよ。その昨日は、Ethereum上にデプロイすれば、誰でも利用できるようになるよ、という感じ。
ですので、Ethereumは、ブロックチェーン型コンピュータでして、機能としては何もないがプログラミングすれば何でもできる。
ブロックチェーンでなにかやりましょうという話の究極のところまでいっちゃたわけです。ブロックチェーン上で動く、ヴァーチャルコンピューターを提供しますというところまで、いってしまった話と捉えると、いままでの歴史からみてわかりやすいと思います。
もちろんメリットデメリットはあって、やっぱり、
(レポートの続きは、。ぜひご検討ください)
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